FLORIST

ひとりひとりが高い技術と情熱を持った
プロフェッショナルたち。

技術
花への想い
審美眼
技術

“フローリストは花を扱う職人でありアーティスト”

季節ごとに変化する花を使って
お客様のご要望に応え、期待を超える事ができるのも
技術のあるフローリストにしか出来ない仕事です。

大切にしているのは、花と花の「空間」

ブーケやアレンジメントを製作するとき、同じ花を使っても作る人によって全く違う作品になります。花に正解・不正解はありません。でもそんな中で、私たちが大切にしているのは『花と花、花と葉の間に気持ちのいい空間を保ち、花が窮屈にならない事』です。

咲いた時を計算して

製作時はつぼみの状態でも、数日経てばそのつぼみは花を咲かせます。花が咲いた時、思いっきり花びらを開けるスペースを残してあげる事が大切です。その残してあげるスペースも、花がなく不自然に抜けているように見えないよう、高低差をつけたり、ふんわりした小花で埋めてあげる事で、つぼみが開く空間を保ってあげます。簡単に聞こえますが、長年の手や指の感覚はもちろん、花のあしらい方、特徴を理解していなければできない技です。

花は「影」と「動き」も愉しむもの

色合せや色合いの比率、構成の仕方やアウトラインなど、商品を作る上での基本知識はもちろんですが、私たちは「花の影」「花が揺れる」という表現をとても大切にしています。お客様が花を飾るときに、花そのものだけでなく「影」や「揺れる(動き)」も愉しんで頂きたいと考えています。

花を長持ちさせることも大切

技術だけでなく、知識を持って、花持ちをよくしてあげることも私たちの仕事です。例えば、茎が繊維質な植物は折って水に浸ける、枝物はハンマーなどで叩いて水を吸収する面を増やしてあげる、水が下がりやすい小花や細くて繊細な花は湯揚げをするなど、その花ひとつひとつに合った方法で水揚げを行い、少しでも長く楽しめる手助けをします。植物それぞれの特性を理解し、花を扱うための知識も兼ね揃えることが、プロのフローリストには必要不可欠です。私たちは日々、花と真摯に向き合いながら、技術と知識を高めています。

花への想い

“花の魅力を1人でも多くのお客様に伝えたい”

花は生き物

花はとても繊細です。少し力を入れただけで折れたり、茎がつぶれてしまったり、花びらに傷がついてしまいます。繊細で手間がかかるからこそ、花を生き物として、大切に、愛を持って丁寧に扱っています。

同じものは1本もない

生花の良さは、造花と違い、花や葉の付き方、枝ぶりや茎の曲がり方など、同じものが一つもないことだと思います。同じロットで入ってきた花でも、色合いに微妙な違いがあります。その時に出会ったその一本の花と同じものは一つもありません。だからこそ、花は一本だけで十分美しく、一本だけで飾ってあげる方が、その花の個性を最大限に楽しみ、愛でてあげることができます。

その1本が一番美しく見えるように

プロのフローリストとして、そのことを十分理解しながら、一本一本の特徴や個性を最大限に生かし、その花が一番美しく見える向きで、位置で、高さでブーケやアレンジメントを製作してあげることが、私たちの花への愛情表現であり、とても大切にしているポイントの一つです。

花のちから

お祝いの時も、お供えとしても、花は嬉しい時も、悲しい時も、人の気持ちに寄り添うことが出来る力を持っています。そしてお客様にどんな時であっても喜んでいただける事は、私たちにとっても他に変えられない喜びとなっています。

毎日を彩る存在

花はただそこに咲いているだけで、人を笑顔にし、癒してくれます。花のつぼみが咲く姿は、子供の成長を見守るかのように、優しい気持ちになります。花がなくても生きていけますが、花があるだけで、生活や人生に彩りを与えてくれます。花の魅力を1人でも多くのお客様に伝えたい。そんな気持ちで私たちは日々花と向き合い、大切に扱い、愛を持って仕事に取り組んでいます。

審美眼

“店頭に並ぶ花のクオリティを左右する知識と経験”

鮮度の秘密

花市場の表日である月・水・金はお店のオーダーを元に直接市場に仕入れに行きます。
年間150回は足を運んでいる計算になりますが、私たちのお店ではキーパー(お花用の冷蔵庫)を使用していないため、週に3回市場に行くことで、お店に並ぶ花の鮮度を保つことができます。また、頻繁に行くことで思いがけず出会った花は数知れず。市場でどんな花と出会えるかは楽しみのひとつです。
※ 日本一の花の取扱量を誇る大田市場で仕入

厳選した花だけを仕入れ

花の品質は仕入れをするにあたってとても重要なポイントなので、お店に並ぶ花はすべて、自分たちの目できちんと確認したものを仕入れています。通年お花屋さんに並んでいるバラやユリ、トルコキキョウは特に、茎が太く、しっかりしていて、まっすぐに伸びている物を選びます。スプレー咲きの花については、花付きが良いかどうかも重要なポイントです。

季節感と楽しさを届ける

また、草花系小花系を仕入れる割合が多いのも創業当時からのショップの特徴になっています。品質と同時に大切にしているのは「季節感と楽しさを届けること」。市場では、季節定番のポピュラーな花に加え、
“今しか出回らない色” 
“初めて見る色” 
“同じ品種なのに発色がきれい”
“かたちがおもしろい花”
など、それでいてレアにかたよりすぎない花選び、四季折々の豊かな花々を、より早く、より多くの方に気軽に楽しんでいただけるよう、品質、ボリュームと価格のバランスなどをみながらお客様目線を忘れない花選びを大切にしています。

チームプレーも大切

同じ花でも、品種や生産者よっては花が開かずに終わってしまうものや、水が下がりやすいもの、折れやすいものや、数日経つと花びらにシミが出てきてしまうものもあります。市場で購入し、お店で2,3日観察して初めて気付く特徴もあるので、仕入れ担当者だけではなく、店舗スタッフとの情報共有も大切にしています。

店舗

自由が丘店

青山店

池袋店

自由が丘店

青山店

池袋店

新所沢店