RECRUIT

私たちフローリストは、販売員ではなく、花を扱う「職人」という言葉が近いような気がします。
お客さまのご要望に応えるだけでなく期待を超えることができるよう、真摯に花と向き合いながら、お互いの技術を高めあっています。

また私たちは、アーティストでもあると考えています。季節ごとに変化する植物たち、それぞれの個性を活かし、独自の表現をすることができます。

たとえば、私たちが大切にしている「影」の表現。花と花、花と葉の間に気持ちのいい空間があったり、数本の花や葉の高さを変えて飛び出させたり。ゆったりと空間を持ちながら花を活けることで、お客さまが花を飾るときに、花そのものだけでなく「影」も愉しんで頂きたいと考えています。

今はとにかく手が足りていない状況なので、正直にいうとフローリストとして経験がある方が来てくださると嬉しいです。

D.STYLEには、キャリアが10年以上ある一流のフローリストが多数在籍しています。「この人が作ったアレンジが欲しい」と嬉しいご指名をいただくようなことも多いです。そんなフローリストから技術を学びながら日々努力を重ねれば、成長できる環境があります。

ただ、教育の体制が整っているわけでもありません。一から手取り足取り教えるというわけにはいかないですが、自分で習得していくのが楽しいという方には合ってる環境じゃないかなと思います。

まずは、D.STYLEのコンセプトやお花のスタイルに対して共感してくださっていることが前提です。その方が、花を扱う工程において、こだわる箇所や視点のズレが少ないだろうなと思うからです。

その上で、「とにかく花が好き」という方だと、楽しんでいただけるのではないかと思います。私たち自身、花が大好きな人たちが集まった、“花好き集団”です。『花を通じて、自分もお客さまも幸せな気持ちになれたら』と思いながら日々の仕事に取り組んでいます。花が好きである事、花を生き物として、大切に丁寧に扱える事はどんなにキャリアがある方でも、未経験の方でも絶対条件だと思っています。

私たち自身も日々成長中です。一緒に鍛錬していけたらと思っています。

花屋は一見、華やかな仕事と思われがちですが、正直とても大変な仕事です。夏は暑い中、冬は寒い中で、朝早くから一日中動き回っています。重い花器を運ぶ事や、土を扱ったり、枯れてしまった花を処分したりと、想像以上に体力を使ったり、地道な仕事も多いかもしれません。だからこそ、根本である『花が好き』という強い想いのある方に来てほしいと思います。

2020年より新しいしずくのロゴマークを取り入れ、人にも花にも必要な水をイメージし、『よりたくさんの人へ豊かな潤いをもたらしたい』という想いを”しずくのかたち”に込めました。この『よりたくさんの人』の中にはもちろん、D.STYLEのフローリスト(従業員)も含まれています。

フローリスト自身が幸せでなければ、お客さまに満足していただけるサービスは提供できないと私たちは考えています。そのためにも、より働きやすく、楽しく働ける職場環境を私たちは目指していきます。

縁あって出会ったことに感謝し、美しい花と共に、D.STYLEで働く喜びを感じながらお客さまに喜びを提供できる、そんな環境を一緒に作っていきましょう。もし少しでも興味を持ってくださる方がいたら、ぜひお話できると嬉しいです。