旧暦八月十五日の夜。
中でも中秋の満月は特別きれいな月。
中秋の名月
十五夜
お月見
など呼び名がいろいろあります。
別名を「芋名月」とも云います。
お供えもの
ススキや秋の七草、お月見団子、大豆や栗をお供えします。
秋の七草は、萩・すすき・オミナエシ・クズ・ナデシコ・キキョウ・フジバカマ。
(春の七草は、お粥にしていただきますが、秋の七草は主に鑑賞用)
月を鑑賞するだけでなく、その年の収穫を皆で祈る古くからの風習です。
十三夜
十三夜は十五夜の次に綺麗な月とされ、
「後の月(のちのつき)」「豆名月」「栗名月」ともいいます。
十五夜はその年の収穫を祈る風習ですが、
十三夜はその年の収穫を感謝することから始まった、
日本独自の風習です。
十三夜は新月から13番目の月を云い、
満月よりも少し欠けています。
旧暦の九月一三日。
月見団子の数は、13個並べます。
🌔
二夜の月のうち片方だけを見ることは,不吉なこととして忌み嫌わます。
十五夜と十三夜、両方の日はお月見をお忘れなく。
<2022年の十五夜、十三夜>
毎年、十五夜は満月というわけではなく、前後に少しずれていたりします。
2022年は9月10日が十五夜ですが、ずれることなく満月です。
十三夜は、10月8日です。