紫式部

紫式部は、北海道から九州、沖縄まで広く見られる植物です。

秋に実をつける植物で赤や黄色はよく見ますが、紫の実は珍しい方ではないでしょうか?  枝というよりはツルのような細い枝に、実が密についています。

6月~7月頃開花し、晩秋に実をつけます。鑑賞用に栽培されることが多く、成長すると3メートルぐらいの高さになります。

名前の由来は、『源氏物語』の作者紫式部からですね。
紫式部の名づけ親は、スウェーデンのカール・ツンベルクという植物学者だそうです。
1776年頃、日本が鎖国の時代に1年間日本に滞在していたとありますから、その1年間に様々な植物に名前をつけたのでしょう。
箱根で多くの植物標本を収集し、長崎への帰途、大阪の植木屋さんで多くの植物を買い込んだそうです。

普段の会話で「紫式部」を口に出すことはあまりありませんが、こうして植物の名前と同じだけで身近になったような気がします。