■お彼岸の時期
お彼岸は、1年に2回あります。
春のお彼岸 3月の春分の日を中日と言い、その前後3日間
秋のお彼岸 9月の秋分の日を中日と言い、その前後3日間
2018年秋分の日は9月23日。彼岸の入りは、9月20日です。
■お彼岸のお花
お彼岸には、より丁寧にご仏壇や仏具を清め、お墓をきれいに掃除しましょう。
お墓参りには、「決まり」はないそうですが、「入り日」に、花を用意してお墓参りに行くのが好ましいとされています。
お供えするお花は一般的に、本数は、「3本、5本、7本、、、」 と奇数の花にします。
仏壇、お墓には1対の花筒がある場合が多く、左右対称の二束で一対になるように活けます。
花の種類は、菊、カーネションが入ることが多く、加えて季節のお花が入ります。
仏壇にトゲのあるもの、毒がある花はふさわしくないと言われます。
そのため、バラを敬遠される人も多いと思いますが、
「故人の方が好きだった花」や「故人の方に見せたい花」を選ばれることが最近では増えてきていますし、心のこもったものであれば基本的にはどのようなお花でも良いと思います。
また、お遣い物などの時、基本的なところを知っておくと良いでしょう。
■その他
お彼岸に食べる牡丹餅とおはぎ。
春に食べるのが、ぼたもち。
秋に食べるのが、おはぎ。
その季節に咲くお花に合わせて、名前が変わります。
お彼岸の行事があるのは、日本だけ。
そして、ぼたもち、おはぎなどの呼び方のように季節を感じさせる風習も日本らしいですね。